フラフラフラフラ歩いていると、いつも畑で野菜の根っこをかじっている野鼠が声をかけてきた。
ねずみは「へんてこ!へんてこ!」と言いながら黒猫くんの周りを飛び跳ねるのでした。
ねずみ「そんなことしてたら日が暮れるよ」と笑ったりするのです。
黒猫くんはそんな鼠の言うことはお構いなしに、頭の上のミルクの入ったカップだけを見ていました。
黒猫君は「ミルクを弟たちに・・・ミルクを弟たちに・・・いそげっいそげっ」と言うばかり。
きっと、いつもの黒猫くんだったらねずみを食べてしまうところです。
さぁさ、本当に日が暮れてしまうので少し急がなくちゃ。
弟子猫5匹達がミルクを待っています。
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